「就労移行支援」という言葉を聞いたことはありますか?
就労移行支援とは、障がいのある方の一般企業への就職のサポートを行うことです。
就労移行支援事業所は、就労移行支援を行う通所型の福祉サービスです。
岩手県にも就労移行支援事業所は多数ありますが、弊社では現在盛岡市にあるココエールさんで、プログラミング講座の外部講師を担当しています。
ココエールさんでは、身体障がい、知的障がい、精神障がいの他に発達障がいや難病の方も支援対象とし、手帳の有無にかかわらず、医師の診断や自治体の判断など就職に困難が認められる方がご利用できるようです。
※収入等により自己負担が発生する場合がある
講義で心がけていること
講義際に心がけていることがいくつかあります。
- 通所者の意見を否定しない(なるべく褒める)
- 通所者の目を見て話す
- 笑顔で接する(過度なニヤニヤは禁止。はっ!?気を付けないと。)
色々悩んで通所している方が多いと思うので、どのように進めたら楽しく学べる雰囲気になるのか、毎回試行錯誤しています。
タイピングが苦手な方もいるので、講義の途中で寿司打を使用して気分転換することもあります。ゲームの要素を取り入れる事で、講義が盛り上がるような気がしています。
講義の進め方
通所者の方は、毎回講義を必ず受ける方もいれば、予定があり欠席する方もいます。ですので、講義スタイルで進める事は不可能なので、まずはprogateの進め方を説明し、その後は各自進めてもらっています。
progateをある程度終わった方は、ローカル(自分のパソコン)に学習したい言語に合った環境構築を行い、書籍やチュートリアルサイトを見ながら学習してもらっています。
ローカルでの開発環境構築の際、エラーが発生する事がありますが、最初は聞きながらやっていた方も、自分で調べながらエラーを解決できるようになっています。
なるべく自分で解決しながら進めていくスタイルで今後も進めて行きたいと思います。
一人でも多くの方が自立して生活できるように、今後も全力でサポートしていきます。